”ダイビングの歴史”からみる沖縄とダイビングの関係

ダイビングと言えば沖縄、沖縄と言えばダイビングというように、ダイビングは今や沖縄レジャーの代名詞とも言われます。ですが、ダイビングという行為は元々娯楽目的ではなかったことをご存知だったでしょうか。その歴史を紐解くと、時代の流れとともに歩んできたダイビングの姿があります。ダイビング好きな方には特に、歴史を知るともっと有意義に沖縄の海を愉しむことができると思います。

ダイビングは元々、食べ物を確保するための行為でした。発祥としてはアッシリア(現在のイラクあたり)で、動物の皮に空気を詰めて潜っていたという記録が残されています。本格的な空気を保つ道具が開発されたのは、1800年代に入ってからで船体からホースを使って空気を送り込む型の器具だったようです。その頃には、食料を取るためではなく、主に船の修理や海底の調査が目的とされていました。1800年頃というと日本では江戸時代ですが、日本でも同じ目的で使用されていたそうです。その後、日本もかなり早い段階で現在のタンク式を開発しましたが、娯楽としてのダイビングはまだまだ広まっていませんでした。日本で広まったきっかけは、戦後日本に駐留していたアメリカ軍が余暇の楽しみとして利用していたことにあるそうです。アメリカと沖縄の密接な関係がダイビングにも影響していたんですね。そこから道具も発達し、沖縄のダイビングはその土地の特徴を活かしながら、観光産業のメインとして位置づけられるようになったのです。